「女性の幸福が下がった」現象は過去から続いている

実はこの結果は、新しいものではありません。

アメリカの研究では、1970年代から2000年代にかけての欧米データを分析し、成人女性の教育・労働参加は増えても幸福度が低下していることを報告しています(*2)。これは「幸福のパラドックス」と呼ばれており、先進国を中心に確認されてきました。