「あげる」は本来は謙譲語

「外国人の方」「会社員の方」「参加者の方」「受講者の方」という表現も耳にすることが多い。「外国人」「会社員」「参加者」「受講者」という言葉ですでに人であることを示しているのだから、「の方」を入れる必要はない。ところが、それを入れないとぶしつけにあたると考えるのだろう。「外国人の方」という表現は、お役所でも一般的に用いられているようだ。

どうしても「外国人」「会社員」が失礼に感じるのなら、「外国の方」「会社でお仕事なさっている方」と言えばいい。