自然発生した“ファンクラブ”

社長になっても、製造・営業・広報・企画など、浩子さんの仕事は変わらない。その1つに、雑用時代からホームページに掲載し続けていた「ぴーちゃんレポート」がある。イベントの様子・新商品の開発秘話・日々の出来事などが飾らない文章で綴られたコラムだ。

この発信が起点となって、駅弁ファンはあら竹が出店するイベントに足を運ぶようになり、いつしか「あら竹駅弁友の会」というユニークなコミュニティが生まれた。浩子さんいわく、「自称3万人いますよ(笑)」

会費、会則、総会はない。メンバーは鉄道会社の社長や社員・旅行会社重役や社員を含め、全国の鉄道・駅弁ファンなど、あら竹を愛する人たちが自然発生的に集まった。