見知らぬ中国人が「あの寺を買いました」
こうした中、この寺と同じ宗派に属し、別の寺で住職を務める男性に、ようやく話を聞くチャンスを得た。この男性は、中国人が買い取った寺の宗教法人の解散手続きにも関わったという。男性の話をまとめるとこうだ。
亡くなった住職の遺族は、寺の宗教法人解散後、私有財産となった寺の建物と土地を地元の自治会に寄付しようと考えた。だが、寺の維持管理には多くの費用がかかると判断され、結局、寄付は実現しなかった。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
