相手を4タイプに分類すれば対話が楽になる

相手のフレームワークを推し量る1つの鍵として、「生き方の旗印」という便利な考え方がある。人生で最も大切にしている優先事項といってもいいだろう。

「生き方の旗印」を見ると、人は「安楽志向型」「王様型」「気くばり型」「主導権型」の4つのタイプに分けられる。もちろん血液型のように、すべての人をきれいに区分けできるわけではないのだが、取りあえず分けてみると相手が格段に理解しやすくなる。

【安楽志向型】

このタイプの人は、「いつでも楽をしたい」人である。どのような場合でも自分が楽になるように行動する。人気漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんのような人物である。効率的な生き方は決してせず、出世も望まない。

このタイプの人のそばにいると和んだり、ゆったりとした気分になれる。

一方で、安楽志向型は、責任を負うことはできるだけ避けたいと思っている。意見を求めると、あいまいな答えしか返ってこない。したがって、仕事の同僚として傍らにいると、優柔不断でイライラしてくることもある。

安楽志向型の人は、「自分のいいように決定してください」と言われるとかえって負担になる。大役やリーダーに推挙されるのは向いていない。仕事が早くできなくとも、そっとしておいて、好きなようにさせてあげるのが一番である。

【王様型】

このタイプの人は、「どんなときでも偉い人物でいたい」と思って生きている。人から一目置かれることを信条にしており、何事もさっさとこなしてしまう。周囲からは憧れの対象、尊敬される人として挙げられることが多い。目立ちたがりで、カリスマと呼ばれることもある。

王様型は、雲の上の人というイメージを与え、近づきがたいイメージがある。天才肌の人に多いので、こちらが能力不足を感じてしまったりもする。

社長やスターと見られたりVIP待遇されることが大好きである。「あんたが大将」と持ち上げておけば、たいていの場合はご機嫌である。