“日本の新幹線方式”のはずが一転、白紙になった

この高速鉄道建設は当初、日本の新幹線方式が有力視されていた。

日本側は2000年代後半からインドネシア政府に働きかけを続け、実際に09年にはジャカルタ―スラバヤ間(約730km)の調査を実施した。10年代に入り、ジャカルタ―バンドン間を第一期とする計画が具体化すると、日本側は国際協力機構(JICA)の円借款(年0.2%)による低利融資案を提示して全面支援を表明した。