隠された意図に気づいても不快にはならない

一方、仕掛学では仕掛けられた側に「バスケットゴールにシュートしたい」という別の目的を提示します。すると同じ行為がふたつの目的で共有されることになります。これが「目的の二重性」です。

つまり目的の二重性とは、与えられた課題を別の課題にすり替えることで解きやすくするアプローチということができます。

仕掛けには仕掛けた側の目的は明示されていないので、仕掛けられた側は「課題を解決する」という隠された目的を意識することなく行動します。また、仕掛けられた側はたとえ仕掛けた側の意図に気づいても不快とは感じず、行動の妨げにならないという点も重要な条件です。