「お腹がすいた」がわからない子ども
親が子どもを信頼できずに日々対応するのであるから、子どもが自分を信頼できるわけがない。自分を信頼することこそ自信の本質なのであり、子どもは自信が持てず、自分を無力な存在であると受け止めざるを得ない。その上、過保護・過干渉により子どもが自らの力で外界に対処する機会が奪われ、外界への対処能力の発達が妨げられる。こうして、「自分が無力である」という思いは、現実の体験によって裏付けられてしまう。
過保護はいつでも何らかの形の過干渉と結びついている。子どもの感覚や感情を親が先取りし、子どもが感じないことを感じさせ、欲しくないものを押しつけるからである。
「お腹すいたでしょ、これ食べなさい。」「寒いでしょ、もう一枚着なさい。」「プレゼントもらって嬉しいでしょ。お礼を言いなさい。」
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