実家の家賃問題

母親の体調が悪化する中、さらなる災いが起こる。

2023年春。父の死後、2018年後半からずっと姉夫婦が実家の借り手を探していた。年金頼りの母親の生計や介護費用の足しにするべく、家賃収入は必須だったが、烏丸さんの姉は決まって「まだ借り手が見つからない」とぼやくばかり。

年季の入った家屋
写真=iStock.com/Yusuke Ide
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ところが、これが真っ赤なウソであることが発覚した。烏丸さんが何気なくgoogleのストリートビューを見ていると、かつて一家が住んでいた家の玄関に見慣れない表札が映っていた。画面を拡大すると「○○学習塾」と書いてある。びっくりした烏丸さんが住所で検索すると、「○○学習塾」と出てきた。逆に「○○学習塾」で検索すると、実家の住所が出てきた。ストリートビューは、2020年の情報だった。姉が3年間にもわたってウソをついていたことに烏丸さんは愕然とした。