「ダサい」「華がない」「儲からない」

9歳の時に両親が離婚。笏本家は、曾祖母、祖母と母、笏本さんと2人の妹の6人暮らしになった。母親も昼夜問わず、休みなく働いた。

遊びに連れて行ってもらうことも、オモチャを買ってもらうこともなかった笏本少年は、近所の山でひたすら穴を掘っていた。「秘密基地を作る!」と夢を抱き、笏本さんは毎日穴を掘り続けた。

好奇心旺盛で、人前に出ることも好きだった笏本さんは、小学校では児童会長、高校では応援団長を務めた。