「復元」の意味を理解しているのか

8月8日、有識者や障害者福祉団体関係者らでつくる名古屋市障害者施策推進協議会の場で、名古屋城天守のバリアフリーをめぐる意見が出された。

すでに今年5月の時点で名古屋市は、差別発言を前提に事業を検証し、今後の方針を示す「総括」をまとめていた。そこでは、障害者団体と対話する姿勢や人権問題への配慮に欠けていた、という認識が示されていた。

この「総括」が前提だったからだろう、前述の協議会では、障害当事者が事業計画段階から参画することや、天守最上階までアクセスできるエレベーターの設置を求める意見などが出された。広沢一郎市長もここに出席して謝罪している。