むしろ影響があることに集中できる
これは自分で直接コントロールできないもの、例えば天候不順に対して、私たちは何の努力もすべきではないという意味ではありません。何しろストア派は消極的な生き方をする人々ではなかったのです。歴史的に見て彼らは行動の人であり、政治的指導者や皇帝、軍人でした。
しかし、たとえ厳しい訓練を積み、清廉潔白に行動し、同盟を結び、多大な努力をしても、その結果はコントロールできないと彼らは理解していました。コントロールできるのは自分自身の品性、行動(と反応)、そして他者への対応だけだったのです。
私はそれを聞いた当初、影響を与えうる範囲としては不十分のように思いました。ですが、この一見狭い範囲の中で、古代ストア派の人たちは非凡な人生を送りました。範囲外の事柄はコントロールできないものとして受け入れるのは、無力なのではなく、むしろその反対でした。自分の品性、視点、そして生き方に焦点を絞れば、自分が真に実際的な能力が発揮できる場を利用して、変化をもたらすことができます。また、コントロールできないものに依存しすぎず、心の平静さを保てるのです。
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