「一部の成功例」や「極端な例」が溢れている

いま、中学受験はやや熱を帯びているように感じますが、SNSなどに情報が溢れているのです。たとえば以下のようなものです(以下は筆者がこれまで見聞きしたものをまとめたもの)。

「小1から塾に通わせないと、もうその塾には入れない」
「◯◯塾の最上位クラスじゃないと、○○中学への合格は難しい」
「小4の時の偏差値は、小6になっても大きく変わることはない」
「まぐれで難関中に入学できても、成績下位(深海魚と呼ぶそうです)で苦労するので、無理しない方が良い」
「親が綿密な学習計画を立ててあげるのは、当たり前のこと」
「習いごとをやっていては、中学受験なんて無理」

投稿者や発言している人は、中学受験真っ最中の方、すでに入学された方など混在しています。ネット上ではお子さんの個人情報を守るためもあり、実名投稿はほとんどないように見受けます。いずれも真偽不明の内容だったり、当てはまるのはその家庭だけで“よその家庭”には当てはまらなかったり……n数=1の意見も散見されるのが現状です。

塾の立場からすれば、こうした内容は、たとえ善意のものであっても、一部の成功例や極端な例を発信していると感じます。