好印象な人はどこが違うのか。美容師の操作イトウさんは「いわゆる『清潔感』があるかどうかで印象は大きく変わる。特に男性は『清潔感』と衛生面での『清潔』を勘違いしている人が多いので、注意したほうがいい」という――。
※文中、「男性」「女性」と断定した言葉を用いていますが、差別的な意図はありません。
なぜ男性ばかり「清潔感がない」と言われるのか
今年も暑すぎる夏、外に出るだけでも噴き出す汗。通勤時間の電車やバスでは、いわゆる「清潔感」がない男性を見かけます。
疲れた体に鞭打って出勤するビジネスパーソンに敬意を表しますが、「清潔感」がない人を目にすると、正直、同性であっても心地良くはないものです。
昨今、XなどのSNSで、男性の「清潔感」をめぐる議論が頻繁に巻き起こっています。
またマッチングアプリでの出会いもポピュラーになっている一方で、適齢期でありながら結婚できない男性も増加中。メディアではズバズバ言う婚活アドバイザーも話題になっています。こうした中、男性が一様に問われる「清潔感」とは、なんなのでしょうか。
まず、「清潔感」はなぜ男性にばかり求められ、問われるのでしょうか。それは、多くの女性はその条件をクリアしているからです。それも“意識的に”です。
「清潔感」は多くの女性にとって「自身も日常的に気にかけている」ことであるため、常識的な振る舞いだと捉えられています。だからこそ、「清潔感」がない人に対して不快感を抱くのです。
そもそも改善できる「清潔感」について、多くの男性ができていないからこそ「だらしがない」と感じているのでしょう。
また、このところ「チー牛」に代表されるような、「女性が男性を揶揄する/侮蔑する」表現が頻出しているように感じます。そしてこれらには、以下のイラストのような「テンプレート的な外見」がイメージとしてあるのも事実です。
イラストのような外見はなぜ女性から「清潔感がない」と言われるのでしょうか。


