体をゆがめない習慣が大事

相手の動きに合わせたスケジューリングは、探偵という仕事の常です。

探偵 金澤秀則氏

当社が扱っているのはおもに企業調査。最近はこんな仕事がありました。アパレルメーカーの営業が、商品を余分に発注して、それを問屋におろして現金化、自分の懐に入れていた。このときは探偵が3人チームで張り込みと尾行をしました。

夜の商売をしている人を調べるときは、我々の仕事も深夜に及びます。風俗店をクビになった従業員が逆恨みで放火を予告してきた案件では、深夜2時から車中で張り込みました。そういうときは、車中やネットカフェで仮眠をとります。いかにも寝付きが悪そうな環境ですが、探偵は場所を選ばず平気で寝てしまいます。

不規則な生活なのに、どうして寝付きがいいのか。慣れもありますが、毎日の小さな積み重ねが大きいと思っています。体によさそうなことを、細かくいろいろやっているんです。

例えば、体の疲れは毎晩寝る前に、「ストレッチポール」を使ってほぐす。血行がよくなり眠りが深くなりますよ。体に余計な力を入れないことも意識しています。顕著なのは歯の食いしばりです。人間、気が付かないうちに歯を食いしばっていることがある。すると、疲れがたまります。舌を上顎につけるようにすると、食いしばらずにすみます。