プレジデントオンラインは全上場企業の「平均年収ランキング(2018年版)」を作成した。このうち小売業界356社のデータを集計したところ、クリエイトSDホールディングスが平均年収1080万円で1位となった。2位にはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(HD)、3位にはエイチ・ツー・オー リテイリングが続く。ランキングの詳細をお伝えする――。

1位は年収1080万円のドラッグストアチェーン

プレジデントオンラインは、全上場企業の「平均年収ランキング(2018年版)」を作成した。もとにしたデータは2018年6月末時点の有価証券報告書。データ抽出では企業価値検索サービスの「Ullet(ユーレット)」の協力を得た。

このうち「小売業」に分類される356社のデータを集計したところ、1位はクリエイトSDホールディングス(HD)で、平均年収は前年度比91.0万円増の1080.7万円だった。クリエイトSDHDは神奈川県、東京都、静岡県を中心にドラッグストアを展開するクリエイトエス・ディーや有料老人ホームを展開するウェルライフなどを傘下に持つ持株会社。従業員数は8人だ。

2位はユナイテッド・スーパーマーケットHDで、平均年収は前年度と同額の900.0万円だった。同社はマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社による共同持株会社で、従業員数は20人。

3位はエイチ・ツー・オー リテイリングで平均年収は前年度比11.3万円減の880.1万円だった。同社は鉄道系百貨店の阪急阪神百貨店やスーパーマーケットのイズミヤなどを展開する持株会社で、従業員数は84人となっている。

上位を持株会社が占める

小売業に分類されるのは百貨店やスーパー、専門量販店、外食企業などだ。多くの企業は、従業員数が多く、勤続年数が短いため、平均年収は低水準にとどまる。またベスト20企業の大半は、社名に「ホールディングス」や「リテイリング」などがつく持株企業。事業会社はファッションビル開発のパルコと、事務用品通販のアスクルだけである。自動車販売のATグループ、流通業国内トップのイオンも持株会社体制に移行している企業グループだ。