「言われたことだけをやっているだけ」で年収は上がらない
Q.これまでで年収が大きく上がったタイミングとその理由を教えてください。
転職時です。平均年収の高い業界に、成果を再現できる経験を持って転職したため、年収の交渉もしやすかったです。
Q.「やってはみたけれど効果がなく別の方法にスイッチした」など、年収を上げるために試行錯誤したエピソードがあれば教えてください。
年功序列の会社で昇進を狙って行動していましたが、転職で外に出た方が時間軸が短く年収を上げられました。
Q.逆に今「年収アップにつながらない」と感じていることがあれば教えてください。
指示されたことや、言われたことだけをやっていると年収は上がらないと思います。言われたことの先で、どんな成果を望んでいるのか、それを達成するために、言われたこと以外でやることは何か? を考えて行動することが大切だと思います。
Q.年収が上がったことで、仕事に向き合う姿勢はどのように変わりましたか?
仕事の報酬は仕事、という言葉があるように、より大きな仕事に向き合いたい、売上や利益などの数字をダイレクトに感じられる仕事がしたいと思うようになりました。営業職だったので、目の前の数字を上げることを意識していましたが、年収が上がるにつれて、経営課題や事業全体の数字を意識して仕事に取り組むようになりました。
Q.年収が上がったことで、プライベートの過ごし方はどのように変わりましたか?
趣味や旅行などで少し贅沢ができるようになりました。また、仕事とプライベートの境目が徐々に薄れ、休日であっても、自主的に仕事について考える時間が増えました。
Q.「年収を上げたい」という思いは、会社員時代から強くお持ちでしたか?
持っていました。当時は30歳で年収1000万円に到達することを目標に行動していました。
Q.自分の収入に対するこだわり、あるいは譲れないポイントがあれば教えてください。
業界の水準は気にしていました。どの業界ならどれくらいの年収がもらえるのか、どんな仕事内容で、どのような生活を送っているのかなど、お金に関するリアルを知るように努めていました。実態を知ることで、目指すべき姿を見つけたり、そのために何をすべきかを考えたりできるからです。
Q.「年収アップと引き換えに失ったもの」「年収と天秤にかけたもの」はありますか? あれば、それをどのように割り切りましたか? また、その判断は、今振り返ってみてどう思いますか?
特にないです。むしろ、仕事の責務や範囲が広がったことで、より仕事が楽しくなり、日々の仕事が充実したように思います。