かつては露骨な宗教政党だったが…
公明党は1964年に、池田大作氏によって設立された政党である。そして公明党はその設立当初、「王仏冥合(王様の行うこと=現実政治と仏教の融合)」や「国立戒壇建立(国家に自分たちの宗教施設を作らせること)」などを政策課題として掲げる、「政教一致体制の確立を目指している政党」としか思えない活動を、さまざまに展開していた。
特に党として初めて挑んだ67年の衆院選で25議席を獲得した際には、池田大作氏が直々に国会を訪れ、応対に出た竹入義勝氏が「次は総理としてお迎えいたします」などと語った、といった話まで伝わっている。
ただし、こうした公明党の“政教一致路線”は早々に頓挫する。1969~70年にかけて、創価学会が自分たちを批判する書籍の発行や流通に圧力をかけていたことが明るみに出た、「言論出版妨害事件」というスキャンダル事件が発生。池田大作氏は全面的な謝罪に追い込まれ、公明党の王仏冥合や国立戒壇建立などのスローガンも、取り下げざるをえなくなったのだ。
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