非常に恐ろしい「どんぶり勘定」
貯蓄を増やすためには、収入と支出をしっかり管理することが大切です。
公認会計士の林總さんは、著書の中で、家計の実態をつかむことの大切さを強調しています。
ファイナンシャル・プランナーの泉美智子さんも、
と述べています。
家計簿を長続きさせるコツ
自分が「何に、いくら使っているのか」を把握する方法として、多くの著者が「家計簿をつける」ことをすすめていました。
100冊に紹介されてあった「家計簿を長続きさせるコツ」をまとめると、以下になります。
◆家計簿を長続きさせるコツ
・手書きや表計算ソフト、アプリなどさまざまな種類があるので、いくつか試してみて、自分に合った家計簿を見つける。
・食費や日用品費といった支出項目を、最初から厳密に分けなくていい。支出項目がたくさんあると「これは、どの項目に入れたらいいのか」と迷ってしまう。最初は項目を少なくして、慣れてきたら項目を増やしていく。
・家計簿をつけるタイミングを決めておくと、習慣化しやすい。
・「何に、どれくらいのお金を使っているのか」を把握することが目的であれば、1円単位のお金の誤差は気にしなくていい。