会話は「相手7、自分3」

仕事について20分ほど話してから、シングルマザーという相手の事情に話を変えました。

子どもは高校3年生の大学受験生、看護学校への進学を目指していること、元夫とは子どもが1歳のときに相手の浮気が原因で離婚していること、元夫は年下で友だちの紹介で出会っていること、育児は実家の母親に手伝ってもらって、自分は仕事を続けてきたことを話していました。

写真=iStock.com/Milatas
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筆者が自分の話をするのは、相手から質問をされたときだけです。

このときは相手から質問されることはあっても、深い話までは聞かれませんでした。

筆者が話したのは出版関係のライターの仕事をしていること、妻が亡くなってそんなに時間が経っていないこと、すぐに結婚をしたいというわけではないことを話しました。

余計なことを言ってしまうミスを犯さないためにも、最初のお見合いは90分程度で終わらせるのが無難です。会話は「相手7、自分3」という領域におさまり、相手のこともだいぶ理解できたので成功です。悪印象はまずないだろうと、思っていました。

「おそらく次のアポもとれるだろう」と思ったが…

自分 「今日は楽しかったです。また、来週もお会いできますか?」(クローズド・クエスション)

筆者はおそらく次のアポもとれるだろうと、時間を見計らって終わりだけクローズド・クエスションを投げました。

Aさんは了承し、次の約束を取りつけてその日は別れました。

結果を言うと、Aさんとはここから毎週1回、合計5回のデートを重ねました。

しかし、さらなる関係の進展が望めなかったので断念しました。

フラれたわけではなかったのですが、あきらめて、筆者から誘うのをやめて自然消滅となりました。

Aさんとはゴールまでには至りませんでしたが、5回のデートを重ねたことで、筆者が婚活に「傾聴」という手段を選んだのは大正解だったと自信になりました。