ルールを守りたくなる親のあり方
親に愛着を持って結びついていると感じていれば、子どもは親を喜ばせたいと思うものです。ここに、親の持つ本当の力があります。もちろん、親との関係が良好でなければ、子どもはルールを守る気になりません。
わが子に対して険しい表情を向けたり、罰を与えたりして恐れさせるよりも、親子関係の質を保つことのほうが大切です。そのほうが、これから先、子どもがルールを守るようになります。
禁止でなくてルールであることが大前提です。そのルールが実行可能か、もっと上位の要求に反していないか、ティーンエージャーが友だちの前でも感情の面でも友だちとの関係の点でも守ることができるようなものかを確認しながら親子で一緒に決めましょう。