1~4年生まで自分の写真を並べた動画は330万回再生
こうした努力が宇江さんの外面も内面も磨いていく。
「私の動画で一番バズったのは、地味な大学入学時から4年生まで、だんだんあか抜けていく自分の写真を並べただけのもの(笑)。330万回再生でした」
どんどん変わっていく彼女の姿は大いに人目を引いたようだ。
「正直、勉強との両立は本当にきつかったです。それでも“やり切りたい!”という気持ちが強かった。負けず嫌いなんです、私」
そして東京の本選では見事、準グランプリの地位を勝ち取ったのだ。
「本当に参加してよかったです。私は自己肯定感が低くて、周囲と自分を比べがちなところがありましたが、自信が持てるようになりました。また、医学部にいるだけでは知り合えない人たちと出会えたことは宝物です。活動の幅も広がりましたね。サンフレッチェ広島のグッズをプロデュースしたり、充実した毎日を送っています!」
インフルエンサーとしての活動も順調で、地方創生や町おこしの分野でも活躍。また、「みんパピ!」という団体と協力して、SNSを通して子宮頸がんワクチン接種を啓発する活動もしている。
とはいえ、いまだに大学内では「すっぴんで、ほぼパジャマ姿」のまま闊歩しているというから、魚の耳石を集めていた頃のちょっと変わった性格の原形は失っていないようだ。
大学3年生の頃
8:00 起床、朝食など
8:40 授業
(隙間時間に動画のネタをリサーチ)
16:00 帰宅後、動画の動きの確認、音楽選び、撮影、編集、アップ
19:00 学校に戻って、友達と夕食
20:00 勉強
26:00 就寝