営業の理想形は「営業しない」こと
最後にご紹介したいのが、第12位の『シン・営業力』。
本書の著者は、キーエンスでトップ営業として活躍した天野眞也氏。そんな天野氏によると、営業の理想形は、「営業しない営業」=「こちらから売り込まなくても、お客様から声をかけてもらえる人」になることです。
では、どうすればそのような状態を実現できるのでしょうか。その方法の一つとして紹介されるのは、「法人のなかの個人」の考えや欲求を知ることです。
法人営業をする際、提案先は会社や特定の部署であっても、結果を左右するのは「個人」、つまり担当者です。そのことを認識し、「法人の利益」と「法人のなかの個人の利益」の両方を満たせば、格段に商談が成立しやすくなります。例えば、営業先の担当者が「出世したい」「社内評価を上げたい」タイプなら、担当者(個人)自身の評価アップにもつながりそうな提案をしてみるのです。
本書には、目からウロコのメソッドが満載です。著者のアドバイスを実践すれば、「営業しない営業」に大きく近づけるでしょう。
今月も、遊び方から睡眠改善、時間術まで、幅広いジャンルの本がランクイン。ほかにも、先月第1位だった『バカの壁』が第16位に、第17位だった『今さら聞けない時間の超基本』が第13位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。