メガネのサブスクをスタート

2021年秋発売の新ジンズ ミームは、一見すると通常のメガネと見分けがつきません。デザイン性がアップしたうえ、本体価格は、初代のおよそ半額の1万9800円(税込み)。JINS初となる「サブスクリプションサービス(アプリ内課金/加入後1年間は無料)」を導入したのも特徴です。

「今回、アプリの機能も生まれ変わりました。サブスクであれば、ユーザー自身がココロやカラダのデータを貯め続けられるうえ、われわれも無限にコンテンツを追加、アップデートできる。本体価格を大幅に抑えられたのも、サブスクを前提にしたからです」(岩原さん)。

かけるだけで姿勢と集中度がスマホに表示される 

私もJINSに新ジンズ ミーム本体を借り、専用アプリをダウンロードしてサブスクに加入、さっそく10日間使ってみました。

姿勢がアプリ上で可視化される。(画像提供=JINS)

まず驚いたのは、まさに「メガネをかけるだけ」で、自分の“いま(リアルタイム)”の姿勢(Body)や集中度(Brain)、そしてココロの状態(Mind)が、スマホ(アプリ)上で可視化されること。

とくに姿勢は、少し前のめりになったり胸を張ったりするだけで、「Bad」「Excellent」など、瞬時に自分の状態が分かります。慣れてくると、アプリを見続けなくても、「あ、少し猫背になっているな」や、「ヤバイ、背筋を伸ばさないと」など、自然に感じられるように。「こういうストレッチをしましょう」など、お薦めの対策も提案してくれます。

また測定したデータは、すべてアプリ内の「レポート」に蓄積され、日別・週別で比較が可能。自分が集中しやすい時間帯のパターンも分かってくるので、「集中力が必要な仕事は、この時間に片付けよう」など、タイムマネジメントにも役立つでしょう。