その意味するところは、眞子さんに結婚前に「皇籍離脱」をしてもらって、納采の儀はやらずに「皇室から追放」しようというものだそうだ。

しかも、今年10月までに結婚したいという強い希望を持っている眞子さんは、「その選択肢を受け入れられたのでしょう」(同)とも報じている。

“2人の母”を比べて…

皇室追放とは穏やかではないが、女性セブン(5/6・13日号)によれば、眞子さんは小室圭の母親・佳代に心酔していて、もはや心は小室家に飛んでいるというのである。

「佳代さんは“荒波”のなかを息子と2人で生き抜いてきた。しかも、小室さんには自分を“お母さま”と呼ぶように、育ちのよさも身につけさせた。眞子さまが“2人の母”を比べて、佳代さんのたくましさに憧れを持たれたのも、無理はないことかもしれません」(皇室関係者)

そのことを一番気にかけているのは、母親の紀子さんであることは間違いない。

「紀子さまはこれまで以上に憔悴されています。顔色も優れないことが多く、白髪も増えたようにみえます」(皇室記者)

2018年11月、紀子さんは秋篠宮のお誕生日会見で、次のような発言をした。

「折々に、私たちは話し合いを重ねてきました。そうした中で(中略)長女の体調が優れないことが多くなりました」

この裏の意味を、皇室関係者はこう推測する。

「このとき、紀子さまが本当に心配されていたのは、ご体調よりも、そのお心だったのではないでしょうか。紀子さまからするとご理解しがたい人である佳代さんを、眞子さまは信じ切っておられる。しかし、紀子さまがその危うさを直接説かれても、眞子さまは聞き入れないことをわかっておられたのでしょう。ですから、会見という公の場で、思わず吐露されたのかもしれません」

なぜここまで国民に嫌われるのか

これまで女性週刊誌は、小室母子の悪口は何度も報じてきたが、眞子さんへのあからさまな批判は控えてきた。

だがここへきて、小室母子と眞子さんは一蓮托生とみなし、皇室から追放せよとまでいい出したのである。

週刊新潮は、眞子さんは小室圭に「洗脳」されているとして、精神分析の専門家3人に小室圭の精神鑑定までさせている。

そこで都立松沢病院精神科医長などを歴任した春日武彦は、世間に沸き起こる小室圭に対するネガティブな感情についてこう分析している。

「国民の忌避感を煽っているのは、小室さんが眞子さまを操っているように見える点でしょう。サイコパス的な気質の人の中には、他人をコントロールしたり世間を騒がせたりすることで快感を覚える人がいます。小室さんにもまた、そんな愉快犯めいた気持ちがあるのではないでしょうか」