夜の睡眠時間は死守、どうしても眠い時は「昼寝」

②夜にしっかり寝る

私は、いつもだいたい0時・1時頃から7~8時間は睡眠時間を取るよう心がけています。きちんと寝て、朝の授業で集中できるようにするためです。

試験直前期などでどうしても勉強する必要があり、かつ気分がのっているときは深夜3時まで勉強していることもたまにあります。しかし、基本的にそういったムリな習慣を長く続けると、身体を壊してしまいます。

また、睡眠不足により頭の切れが悪くなったり、授業中寝てしまったりしますよね。そうすると、本来有効に使うことができた時間を棒に振ることになってしまいますので、基本的には夜にしっかり寝るようにしましょう。

写真=iStock.com/Poike
※写真はイメージです

ちなみに定期テストも入学試験も、基本は朝の9時頃から始まるものが多いので、朝頭を働かせることに慣れておくという観点でもよい工夫だと思います。

③どうしても眠いときは時間を決めて昼寝をする

寝てしまうことは悪いように言われがちですが、個人的にはそんなことは全くないと思います。うとうとしながら勉強するより、30分か1時間ほど昼寝をはさんだ方が集中できるので、かえって勉強の進み具合が良くなるでしょう。

もちろん、寝すぎは良くないと思います。夜眠れなくなって翌日に疲れが出て効率が下がるという事態になりかねないからです。

ですが、眠くなってしまうのは自分の意思では管理しようがないですよね。

寝すぎを防止しつつ効率的にリフレッシュするために、どうしても眠いときは目覚まし時計などをセットしてから昼寝をしましょう。

「ひと手間」を加えて、誘惑から逃れる

④自分を誘惑するものから物理的な距離を置く

スマホ・パソコン・ゲーム……。勉強しなければならないときに、どうしてもやってしまうことはたくさんあるかと思います。

対策として、家で勉強するときに、スマホなどは勉強場所から遠いところに電源を切った状態で置いておきましょう。

また、自習室や図書館など家以外の場所で勉強するときには、勉強道具以外の誘惑になりそうなものを持っていかないようにするのがオススメです。

そのようにすることで、使おうと思ったときに「ものを取りに行く」「電源を入れる」というひと手間がかかります。

「遊びたい」と思ったときでも、すぐスマホなどを触ってしまうことを防止でき、「これで遊んでもよかったのだっけ」と思い留まることができます。

また、電源を切っていればSNSの通知なども鳴らなくなるので、気が散りにくいというメリットもあります。