日本は韓国の出方を慎重に見るべき

トランプ政権は約4年間の任期中に、韓国の文在寅大統領がいかに勘違いした事大主義的なプライドを有しているかを理解したはずだ。そして、それはトランプ政権だけでなく、民主党政権側も一定の了解をしているものと想定される。

文在寅政権は過激な対日批判と中途半端な米中コウモリ外交によって、韓国が得意なはずの対米ロビーの影響力を激減させている状態だ。人権問題に煩いバイデン政権・民主党政権誕生を見越して、最近でも対日人権問題を盛んに喧伝しているが、それが通用するのは東アジアのことをよく知らない米国の左派系議員だけだろう。

したがって、今後、北朝鮮の動向次第によっては米国における韓国の重要性は低下していくことになり、韓国は対日強硬姿勢を強化することで地域に不安定要素を創り出して存在感を示そうとする可能性もある。日本としては米国の動向を見据えつつ、韓国の出方については常に警戒心をもって対応していくことが望まれる。

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