渡部「児嶋はプライドがすごく高い」
どういうことか。過去に彼が出演した番組での発言をもとに検証していこう。
渡部さんがどんな人物かを知る素材として、もっとも重要な位置を占めるのが、2017年5月4日に放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「アンジャッシュ大好き芸人」だ。
この日の放送後半で、アンジャッシュに対し「この機会に互いの不満を言い合おう」というコーナーがあった。ここで、渡部さんは児嶋さんのことを「プライドがすごく高い」と批判する。
実は、グルメの渡部さんと違って児嶋さんは味音痴であることが知られている。渡部さんによると、鶏肉と豚肉と牛肉の味の区別がつかないという。
そこで渡部さんは児嶋さんの問題を具体的に指摘する。
豚肉、鶏肉、牛肉の味がわからない味音痴の児嶋さんは、味がわからないほうが「(芸人として)おいしい」にもかかわらず、それぞれの味の違いを「勉強してしまう」と不満を口にするのだ。
渡部さんとしては、芸人ならば無知であることイジられて、笑いに変えたほうがよいという考えなのだろう。
お笑い芸人渡部建の仕事に笑いは一切ない
だが、今日の渡部さんの行動は、自身の発言と真逆なものだ。
説明不要だが、渡部さんは、グルメはもちろん、恋愛、野球など豊富な知識を身につけており、それが司会業や書籍の仕事につながっている。そして、そこに笑いは一切ない。
さらに彼のインスタグラムには三浦知良氏や、イニエスタ、白鵬など大物とのツーショットが並び、芸人らしい「笑い」がないことはすでにプレジデントオンラインで報じたとおりだ。
そんな「笑い」を取らず、知識を身につけることを自身で選び、今回の不倫に至ったことが必然であったことは、すでに4年前に明らかになっている。
同じく、2016年7月7日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日)。この日の放送は「渡部大好き芸人」だった。
この放送回は、渡部さんが不倫に至る性格だったことを完全に裏付けるものだった。
番組冒頭で、普段芸人仲間からは「芸人界の恋愛王」「モテの総合商社」といったニックネームで呼ばれていることが紹介される。