一方、英王室では王子夫妻が「セミリタイア宣言」

ここへきて、2人を後押しするような動きが英国で出てきている。英国王室と日本の皇族とはかなり違いがあるから、一概にはいえないだろうが、ハリー王子(35)とメーガン妃(38)が英国の高位王族の地位から退くと表明したのである。

「夫妻は北米と行き来しながら公務は続けつつ、『財政的な自立をめざす』とも宣言。2人の年間収入は少なくとも200万ポンド(約2億8000万円)にのぼるとみられ、5%は国民の税金を原資とするエリザベス女王の基金から、残りの95%は広大な所有地のテナント収入などがあるチャールズ皇太子から受け取っている。今後は女王の基金の分は受け取らず、王室以外で働くこともできるとしている」(朝日新聞デジタル1月11日 4時50分より)

彼らは昨年、自らの爵位にちなんだ「サセックス ロイヤル」を商標登録したが、王室を利用しているという批判も強い。

また2人は昨春、ロンドン中心部から郊外に引っ越し、建物の改修費用240万ポンド(日本円にして約3億4000万円)は公金から支払われたとして批判された。メーガン妃のぜいたくな服装も目立ち、「英国のマリー・アントワネット」(同)と揶揄やゆされることもあるという。

だが、ハリー王子は事故死したダイアナ妃の忘れ形見である。王室報道への不信感を常々口にしていて、「セミリタイア宣言」は、既存メディアへの挑戦だとも見られているそうだ。

眞子さまが皇族を「やめる」ことはルール上可能だ

こうしたことは日本の皇室でもできないことではない。

「皇室典範の規定では、皇室で生まれた女性皇族や天皇から血縁の遠い男性皇族は15歳以上になると、皇族や三権の長らでつくる皇室会議で認められれば、自らの意思で皇族の身分を離れることができる。ルール上は、愛子さまや眞子さまも皇族を『やめる』ことが可能だ。

皇族の身分のまま、公務を減らす『セミ引退』もできる。憲法に天皇の務めは定められているが、ほかの皇族の公務については規定がなく、公務の内容や量は宮内庁と皇族方が体調面などを考慮して決められるからだ」(同)

眞子さんが皇籍離脱して、一時金を辞退し、小室圭と結婚するという選択肢もある。

女性セブンは1年ほど前、「眞子さまと小室さん『納采の儀』を飛ばして結婚の選択肢も」という特集を組んでいる。

皇族には戸籍がない代わりに、皇族としての身分と系統を登録した「皇統譜」の記載事項を証明した書類を添付し、証人を友人などに依頼し、婚姻届の提出を代理人弁護士に頼めば、「世間的には“秋篠宮家としては反対だったが、眞子さまに押し切られた”という体面は保たれるはずです」(皇室ジャーナリスト)と、2人に知恵を授けているのである。

また、朝日新聞のいうように、内親王や女王は15歳以上になると個人の意思で、皇室会議を経て、皇籍離脱することができる。