わが子は中学受験? それとも、高校受験?
わたしは12月に予備校講師の武川晋也氏との共著『早慶MARCHに入れる中学・高校』(朝日新書)を上梓した。
「高校募集停止」が加速化している首都圏の受験事情。これらの流れを受けて、わが子に「高校受験」より「中学受験」を選択させようと考える保護者もいるだろう。しかし、家庭の考えや子供の学力、今後の動き次第によって、その判断の是非は変わる。
なぜなら、中学受験・高校受験の双方にそれぞれ「トク」する側面、「ラク」できる側面、「リスク」のある側面があるからだ。共著者の武川氏は大学予備校講師、わたしは中学受験塾講師で立場や考えは異なるが、本ではあえてその違いや本音を残した。わが子の受験に悩む小学生・中学生保護者の考えるヒントになると自負している。手に取っていただければ幸いである。