ちょうどいい難易度の問題集

500点を取るためには、単純に計算して、問題の半分に正解すればいい。そこで、問題集は中学高校レベルの語彙・文法でほぼ解ける『TOEIC Bridge』の問題に取り組むのがお勧めだ。

「TOEICとほぼ同じ形式で、やさしい問題が出るのが『TOEIC Bridge』です。高校1年生レベルを身につければTOEIC600点を取れるわけですから、この問題集を徹底的にやったほうが効率的に500点台を目指せます。語彙もやさしめで、リスニングのスピードも遅め。現在のレベルに合った難易度の問題に、集中して取り組めます。1回100問で、小1時間あれば1回分解けるので、ボリューム感もちょうどいいでしょう。挫折しにくいのが大きなメリットです」

100問1時間で解ける。“やさしいTOEIC”の問題集
TOEIC Bridgeは、名前の通り「TOEICへの架け橋」として開発された。「まずは、TOEIC Bridgeに出る語彙(=TOEICに出るやさしい語彙)を、確実に習得してほしい。問題集を解いた後、意味を確認し、しっかり音読しましょう」


国際ビジネスコミュニケーション協会1500円+税(2冊ともに)

鹿野晴夫(かの・はるお)
ビズコム代表取締役
東京都立大学工学部卒業。35歳で英語トレーニング指導のプロに転向。トヨタ自動車など200社以上で英語学習法の講演を行うほか、英語トレーニングスクール(BizCom東京・大阪センター)を運営。受講者は、10万人を超える。共著に『TOEICテストで「高得点を取れる人」と「取れない人」の習慣』(明日香出版社)など。
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