私たちがその意味を熟知しているつもりの文字について、驚くべき古義を明らかにして、『論語』という書物の深層に踏み込んでゆく。
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『身体感覚で「論語」を読みなおす。』(春秋社)
- 著者 安田 登
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神戸女学院大学 名誉教授、凱風館 館長1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。2011年、哲学と武道研究のための私塾「凱風館」を開設。著書に小林秀雄賞を受賞した『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、新書大賞を受賞した『日本辺境論』(新潮新書)、『街場の親子論』(内田るんとの共著・中公新書ラクレ)など多数。<この著者の他の記事> バカ増殖中の日本に知の巨人が警鐘…「精神年齢が幼児の大人」が社会システムを腐らせる絶望的事実