LINEスタンプは上位1%が富を独占
と、色とりどりのイルカを描いて出した後に聞いた話で何もかも手遅れですが……。LINEクリエイタースタンプがはじまった当初、まだライバル数も少ない時に地位を築いたスタンプ作家も強そうです。そしてメジャーなものが好きな日本人なので、人気ランキングの上位のスタンプばかりにお客さんが集まるという……。
LINEスタンプは社会の縮図、上位1%が富を独占している世界だったのでしょうか。初心に戻って地道に仕事します。
それでもまだ儲かる夢を見ている人は多く、あやしげなLINEスタンプ仲介業者も最近出てきているようです。クリエイターに、LINEのスタンプを売ってあげるから、4万5000円の報酬でイラストを描かないか、とオファーしてきて、著作権はその業者に譲渡させられるとか。
でも、4万5000円ならそんなに悪い話ではないのかも、と思えてしまうのが哀しいです。スタンプ1万円ぶん売るのも大変だとわかってしまったので……。
今となっては、副収入をあてにしていた浅はかな自分を反省するばかり。売れたいとか、稼ぎたい、という煩悩を手放してはじめて、牧歌的でピュアなウサギや猫の絵が描けるようになるのかもしれません。