少し変わった趣味が、日本ロケット開発の父・糸川英夫氏だ。本業のロケット開発に邁進するかたわら、毎日少しずつ時間を使ってバイオリンを製作。40歳で始めて、なんと85歳で完成させた。

「糸川氏は『1日の時間の98%は今日、明日と繰り返される毎日の本業のために使い、あとの2%を10年または20年先のために使いなさい』という言葉を残しています。似たようなケースで、日本銀行の局長を務めた吉野俊彦氏は働きながら森鴎外を研究し、第一人者になりました。『3年後、ゴルフでこのスコアを出す』『大魚を釣る』でもいいから、趣味に目標を立てて打ち込むと、人生がより豊かになるのでは。アメリカの石油王のポール・ゲティも、こう言ってます。『本業とは全く別の趣味を見つけ、楽しむことが人生の質を決める』」(濱氏)

同時に、こんな警告にも耳を傾けておきたい。

「40代は家庭内や仕事で問題が発生しやすい、人生の転換期。そんなとき、現実逃避として趣味に没頭して、仕事で緊張感を失っていく大企業のビジネスマンが結構います。趣味を持つのもいいですが、逃げこむ場所にならないよう、注意したほうがいいでしょうね」(國貞氏)

調査概要●年収1000万円以上で「自分は幸運だ」と思っている人(幸運者)と、年収300万円以下で「自分は不運だ」と思っている人(不運者)、各100人にアンケート調査を実施した。

(時事通信フォト=写真)
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