良い苦情の書き方には、それなりにこつがある。第1には「七分褒めて、三分けなすこと」、第2には「細部にうだうだと拘泥しないこと」。
続きを読む「苦情」は七分褒めて三分けなす -人気作家・文化人の「笑わせ方・泣かせ方」【5】
『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』(新潮社)
- 著者 村上 春樹
- 安西 水丸
- [イラスト]安西 水丸
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ノンフィクション作家1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。著書は『トヨタの危機管理 どんな時代でも「黒字化」できる底力』(プレジデント社)、『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『京味物語』『ビートルズを呼んだ男』『トヨタ物語』(千住博解説、新潮文庫)、『名門再生 太平洋クラブ物語』(プレジデント社)、『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』(ダイヤモンド社)など著書多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。旅の雑誌『ノジュール』(JTBパブリッシング)にて「ゴッホを巡る旅」を連載中。