【コラム】検証!稼ぐ人は社外の人とランチをするのか?
プレジデント編集部では今回、岩瀬大輔氏からの提案により、編集部が想定した回答とは異なるアンケート結果が出た項目についても紹介することにした。
その想定とは、「稼げる人ほど、社外の人とランチをとる」である。
関連する設問は3つ。まず「ランチは、社内の人であっても、違う部署の人や関係ない部署の人を誘うようにしている」「ランチは、社外の人、業種や会社が違う人を誘って見聞を広める時間に充てている」については、1500万円以上の人のほうが「あてはまる」人の割合が高かった。これは想定どおりである。
一方で、「ランチはたいがい決まった人や、上司や先輩を含む社内の同じグループの人たちと一緒である」では、両者に有意な差が見られなかった。1500万円以上の人も500万円台の人と同じように社内の人とランチをとるという結果になったが、勤務時間中は社内コミュニケーションを優先するということか。
1976年、埼玉県生まれ。98年東京大学法学部卒。大学在学中に司法試験に合格。米ハーバード経営大学院に留学後、ライフネット生命の設立に参画。著書に『入社1年目の教科書』など。