熱中症対策②:汗の成分に近い水分を摂る

汗をかくと、体の中の水分が失われます。しかし汗をなめるとしょっぱいように、汗は純粋な水分ではありません。

ウォーターローディングや運動時などの水分補給をする場合は、純粋な水よりも体液に近い内容の水分が望ましいとされています。なぜなら、水だけだとすぐに尿で排出されてしまうのと、水だけを大量に摂ると、体液が薄まることで、ナトリウムの割合が減り、低ナトリウム血症、いわゆる「水中毒」になってしまうからです。

人間の腎臓が持つ最大の利尿速度が16ml/分なので、これを超える速度で水分を摂取すると、体内の水分過剰で細胞が膨化し、水中毒をひき起こします。頭痛やめまい、意識がもうろうとする他、ひどい場合は亡くなることもあります。