アメリカの大規模研究による新知見

今回発表されたアメリカの最新大規模研究では、認知機能は正常であるものの、認知症発症のリスクが高いとされる60~79歳の成人2000人以上が対象。参加者は、運動不足で食事内容が不十分という共通点があり、さらに高齢、家族歴、心血管リスクが高い、男性、などの危険因子を複数持っていました。

研究者たちは参加者を2つのグループにランダムに分けました。

一つは「構造化プログラム群」で、これは非常に集中的な介入を受けるグループでした。2年間の研究期間中に、38回の専門指導セッション、26回の食事指導電話相談、7回の健康コーチングセッション、4回のクリニック受診に加えて、週4回の高強度有酸素運動、週2回の筋力トレーニング、週2回のストレッチ・バランス運動、MIND食事法(健康によい地中海食をさらに調整したもの)の実践、そして週3回以上の認知トレーニングという、まさに生活のすべてを変えるような徹底したプログラムでした。