どんなに効率化したところで無理がある

本当の課題は、ゴミだらけの干し草の山から数本の針を見つけることではない。

技術評論家ニコラス・カーの言葉を借りるなら、現代人は「干し草の山ほどの針」に日々対処する方法を見つけなくてはならないのだ。

そこでまず思いつくのは、消費する速度を上げればなんとかなるのではないかという考えだ。たとえばオーディオブックを倍速で聞くとか、夢のような速読の技術を身につけるとか(ウディ・アレンが速読のコースに通って『戦争と平和』を20分で読み終えたというネタが思いだされる。「たしか、ロシアのことが書いてあったよ」)。