闘病から1年、再チャレンジで掴んだ夢

最初の入院後は通院治療が続き、母親がいつも付き添ってくれた。当初は抗がん剤が効かず、心身ともに苛酷な闘病生活を送る。そんな日々の中、水球のチームメイトたちの存在は大きかった。

「寮生活で一緒に過ごす時間がすごく長かったので、どんなときも心から応援してくれました。闘病中もよく連絡をくれたり、家まで会いに来てくれたり、チームメイトは大きな支えでしたね」

徐々に数値が改善していくと、体はつらいながらも動かせるようになった。すると、諦めきれずにいた夢が再燃する。「もう一回、養成所の入所試験を受けたい」と心を決め、両親も応援してくれた。テニスやスポーツジムに通って、筋力トレーニングを再開。治療が1年経ったところで、主治医からもこれなら大丈夫と言われるまでに回復した。