限界に挑んだオリジナルのスプレー

そして1995年、ジャンボはその名にふさわしい変貌を遂げる。

中にドンと構える、板チョコ状の“パリパリチョコ”。サイズもひと回り大きくなり、商品名は「チョコモナカジャンボ」へと進化した。まるで板チョコがそのまま入っているかのような食感――だが、実は違う。

このチョコは、上から降る“雨”でできている。モナカの内側にスプレーされたチョコレートが、バニラクリームの上に静かに降り積もり、そのまま冷えて固まり、一枚の板のような層を形成する。最後に、センターチョコのないモナカが上に乗り、完成。じつに7層もの構造をもつジャンボという名の小さな芸術品なのだ。