「食料品の消費税ゼロ」は愚策だった
最初に、立憲の選挙結果について若干の総括をしておきたい。
立憲が今回の参院選で、政権の受け皿として十分に機能しなかった最大の原因は、やはり「食料品消費税ゼロ」であると考える。
減税は必然的に、新自由主義的な「小さな政府=自己責任の社会」を志向する。立憲はこうした社会が国民の経済格差を広げ、安心を奪ってきたとの認識から、政治理念として公助を再評価して税の再分配を重視する「支え合いの社会」を掲げた。それが「自己責任社会」を推し進めてきたここ10年ほどの自民党との「社会像の対立軸」であり、消費減税に慎重だった理由もそこにある。
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