14年で14倍…急増する発達障害児

いつもぼんやりしている。落ち着きがなくて、机に座っていられない。すぐにかんしゃくを起こす……。

今、そんな気になる行動を起こす子どもが増えているといいます。文部科学省の調査によれば、2006年には7000人弱だった発達障害児が、2020年には9万人を超えたことが分かりました。つまり、14年間で14倍に急増したということです。

しかし、本書の監修者である小児科医の成田奈緒子先生は「そのうちの多くの子どもは発達障害ではなく、“発達障害もどき”かもしれない」と指摘されています。臨床の現場でそうした疑いのある子どもたちを診ると、発達障害の診断が付かない例がたくさんあるのだとか。そして、その多くに生活リズムと食生活の乱れが見られるといいます。