情報を引き出すには5W2Hがいい

ここで少しオープン質問について解説します。オープン質問の反対は「クローズ質問」。答えが限られるものです。例えば、次は後輩に仕事を引き継ぐことになり、やり方を教えた後の質問の例です。

クローズ質問「ということなんだけど、わからないところある?」
オープン質問「ということなんだけど、どのあたりが心配?」

クローズ質問の例では、相手は「はい」「いいえ」で答えることになります。少々わからないところがあっても、「いえ大丈夫です」と言うかもしれません。一方、オープン質問にすれば「だいたいわかりましたが、このあたりが心配です」というように、相手から多くの情報を引き出せます。