「あの子を特別学級に移したい」女性教諭の悩み

「正直、授業の妨げになるので、(情緒障害の)固定学級に移ってほしいです。修学旅行にも、連れていきたくないです。こちらの手が煩わされることが目に見えているので……」

事例検討会で、そう話すのは若手の女性教諭です。彼女は担任している中学3年生の男子生徒のことを相談しています。

まず、簡単に特支について触れていきましょう。特支は、その子の障害や程度にあわせて「特別支援学校」「特別支援学級」「通級による指導」に分かれています。特別支援学校は、生活上の困難が大きい子が通う場合が多いと言えば、ご想像いただけるでしょうか。教育のほかに介助や医療的ケアなどが必要な子が通うところで、よく送迎バスを見かけることがあると思います。