認知症の予防にもつながっていく

「食事」という観点で捉えると、要はバランスのとれた食事を朝・昼・晩、規則正しくとりましょうということになるのですが、たとえば、とくに男性の天敵である「糖尿病」。厚労省発表の「令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、女性が8.9%に対して、男性は16.8%と高くなっています。

糖尿病は、突然死の原因となる心筋梗塞等の心臓血管疾患を引き起こすだけでなく、認知症のリスクを高めると考えられています。日本の平均寿命は世界一である一方、長生きするということは、認知症をはじめとする病気とも長く付き合わなければならないことを意味しているのです。

死生観は人それぞれですが、一般的には、健康で長生きが理想的な形であり、私も元気なうちは世の中の役に立ちたいと考え、副学長として、研究者として、今も大学に通っているのです。