いつDC受け取りがベストなのか

このように、「若いときは株式メインでリスクを取って積極的に運用し、年齢を重ねて定年が近づいてきたら、リスクを取らずに安定を求める運用に変えていく」というフレキシブルな運用をすることが望ましいでしょう。

ただし、この考えは企業型DCだけではなく、預貯金やその他の金融資産とトータルで考えます。ライフプラン、リタイアメントプランによって大きく変わってきます。そのため40代、50代でも、企業型DC以外に預貯金などのリスクの低い資産をしっかり保有されている場合、企業型DCは株式メインで運用継続していくケースもあります。