面接では「赤門付近の飲み屋で食べた牡蠣にあたった」話を
「私が差し出して置いた身上調書を見ながら『君は腸チフスになったらしいが、原因は何だったのかネ?』と言うのが彼の発した第一の質問であった。私が『本郷赤門附近の飲み屋で酒の肴に喰べた酢牡蠣が原因でした』と答えたところ、『ウンそうか。だが牡蠣は酢牡蠣にして喰べるのが一番だよ』と言った丈で、面接は僅か五分で終わって了ったのであった。
(中略)こんな訳で、東大から入社試験を受けた十数名の内、採用された5〜6名の内に私は含まれる事になったのであるが、最初に配属されたのが何と人事課(今の人事部)であり、清水潔氏がその主任であった」(『向井忠晴追想録』。最後のカッコ書きは原文ママ)。
大学、高等商業卒の公募採用でも、面接はかなりゆるかった
次いで、②高商卒業生の採用事例では、一般的な公募採用と縁故採用の事例がある。
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