消費者が求める「タイパ」に応える
その魅力のひとつが、タイパ(タイムパフォーマンス)の良さだ。片手で手軽に食べられ、短時間でしっかり満腹感を得られる。パンやカップ麺に比べて栄養バランスにも優れ、冷めてもおいしいという技術革新がその人気を支えている。
利益構造の面でも見逃せない。おにぎりの原価率は概ね70%前後とされるが、棚回転率の高さと販売数の多さから、コンビニ全体の利益を支える“量で稼ぐ商品”だ。さらに、「金しゃり」や「ごちむすび」などの高価格帯商品が増えたことで、粗利益率も改善傾向にある。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
