「年金受給の開始は70歳まで繰り下げたほうが得だ」「NISAで老後資金を増やそう」……。巷にはさまざまな情報が飛び交うが、「大損」を避けながら、おひとりさまが最も豊かに後半生を過ごすにはどうすべきか。その鉄則を紹介する。
自分の幸せを一番に考えればいい
今や人生100年はあたりまえ。世代によっては「人生120年」という言葉も聞くようになってきました。高齢者の単独世帯もますます増加していきそうです。国立社会保障・人口問題研究所は2020年に16.4%だった男性高齢者の独居率は、30年後の50年には26.1%に、女性は23.6%から29.3%に、高齢者のおひとりさま世帯化が進んでいくと推計しています。
これからの高齢者の単独世帯は、未婚のまま高齢になって、身寄りのない人の割合が多くなるという特徴があります。60歳前後に会社を退職し、年金と退職金で悠々自適な余生を送るというかつての人生設計は、大きく変更せざるをえなくなっています。
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